2012年12月14日金曜日

【日本財智環】第2回勉強会を実施しました

12月13日、日本財智環が主宰する第2回勉強会を開催しました。

2回目となる昨日は、弁理士の川浪 圭介 先生をお招きして、 「国際的な商標出願・特許申請の最近の傾向とトラブル事例」 と題するテーマでお話しいただきました。

川浪 圭介 先生
国際的な商標出願の傾向や、国別の特徴のほか、新たな潮流など、ご説明いただきました。
またご自身の、中国でのご経験談など交えられ、会場からは、質問や意見、自社での対応方法などが飛び交う、大変活発なものとなりました。



第2部は、中国をよく知る日本人と、日本をよく知る中国人が、ともに中国の今を語る、というテーマで展開しました。

ご登壇いただいたのは、上海で日系企業の総経理を長くご経験になった橋本 道明 様と、章 小弘 様にご登壇いただき、中国でのビジネスのやり方、中国人スタッフの教育方法など、多岐にわたっての対談でした。

橋本 道明 様


章 小弘 様

会場から中国で起こっている問題について質問が飛び、これに回答するといった場面も見られました。


勉強会の模様は、会員限定としてビデオを公開しています。
ご興味のある方は、日本財智環よりお問い合わせください。


2012年11月23日金曜日

日本財智環 第1回勉強会 開催しました

ムーンケークが主催する「日本財智環」による、第1回勉強会が11月21日(水)に開催されました。


日本財智環は、チャイナ・ネットワークと様々な面でマッチングを行うことを目的としたムーンケークならではのサービスです。

その第1回目の勉強会では、第1部として、山田 隆司 先生 (社会保険労務士)による「留学生インターンシップ制度を使って国際的なコミュニケーション能力を高める方法」、第2部は、「鼎談 日本と中国の過去・現在・未来」と題しまして、レナウン中国において1年半、様々なご経験をされた 永井 竜一 様(現 株式会社DLX)と、日本に帰化し、日本でビジネスを展開している江川 明音 様(TSCインターナショナル株式会社)、月刊BOSS 企画編集プロデューサーの渡辺 孝一 様 にご登壇いただき、メディアが伝えない、伝えられない日本と中国に関する事情についてディスカッションしました。

山田 隆司 先生

風水満載の会場
永井 竜一 様

江川 明音 様
渡辺 孝一 様


そして、勉強会終了後には、場所を2階に移しての懇親会です。
実は、勉強会はほんの小手調べ。
本当に面白いのは、懇親会での雑談でした。



第2回勉強会は、12月13日(木)開催です。

「国際的な商標出願・特許申請の最近の傾向とトラブル事例」について、国際的に活躍する弁理士の川浪 圭介 先生が解説してくださるほか、第2部は、様々な質問が飛び交う鼎談です。

詳細は「日本財智環」にてご確認ください。


2012年11月16日金曜日

新築住宅に依存する中国家具業界

Week in China の記事「Soft furnishing」によると、家具業界がとても苦しい、というのです。
以下、簡約です。


中国の不動産市場は、活力を取り戻し始めています。
住宅および商業用不動産の売上高は、今年1月から10月までで、4.6兆元(742.2億ドル)となり、対前年比5.6%増となりました。

このニュースは、時間をかけて新しい建設をこなしているかのように見えますが、床面積においては8.5%減、15億平方メートル減少しています。
ニュースでは、ゆっくりと需要が回復しているかのようですが、中国の家具業界はまだまだ芳しくないのです。

家具業界は、転居よりも新築マンションの販売に依存しています。消費者は、新居を購入するときに新しい家具を購入する傾向にあるためです。そのため新築着工データは、重要なカギとなっています。

「家が売れなければ、ソファも売れない」とは、あるセールスマンの言葉です。

NetEase のデータによると、中国内の10大家具メーカーは、直近の四半期で比較すると、前年より34.8%も落ち込んでいます。

中国を代表する家具メーカーで、香港市場に上場している Royal Furniture の場合、中間決算で、昨年より売上高が30%減、利益は90%減、という有様です。
需要減少に対応するため、Royal Furniture は従業員の1/5を解雇し、不採算店舗を80店閉鎖しています。
しかし、Royal Furniture には価格が急落した在庫がまだあり、Hong Kong’s Apple Daily によると、それらの商品は広州の天河区にある同社の旗艦店で半額で売却されているとのこと。しかし、記者によると、店内には全く客がいない状態にあります。
NetEase でも、同様の状態を掲載しており、従業員が売り物のソファでくつろいでいる様子を伝えています。

「これはRoyal Furniture だけの問題ではありません。業界全体が冬の事態なのです」と、同社のゼネラルマネージャーのTan Jun は説明します。
いくつかの大規模生産者がここ数か月間に倒産し、他も工場を閉鎖しているのです。
需要減少に対応するため、40%の稼働にまで落ち込んでいると、専門家は言っています。

多くの家具メーカーの本社がある広東省順徳でも、事態は同じようなものです。
「今年のピークシーズンの出荷量と、ここ数年のオフピークシーズンの出荷量がほぼ同じです。通常の運用を維持するために懸命に働いています」と、ある工場オーナーはFirst Financial Daily に語っています。

当初、家具メーカーは、他社製品をしばしばコピーし、ほんの少し、自社製品をアップグレードしていました。消費者が、どれもこれも同じ、と不満をもらすほどです。
この販売戦略は、かつては有効だったかもしれませんが、差別化できない家具メーカーは価格競争に陥るしかありません。需要減少とともに、この問題も浮き彫りになってきました。

おそらく中国人は、スウェーデンのIKEAからヒントを得るしかないでしょう。
IKEAは、8月末締めの会計年度において、売上高が対前年比21%増、6億元まで上昇したと発表しました。アナリストは、IKEAは、不動産業界の予期できない事柄から身を守っていると言います。
新築したから家具を買うのではない、生活シーンを買えるために家具を買うというマーケティングメッセージを伝えているからです。たとえば、誕生日、友達の訪問、季節ごとの模様替え等です。
これにより、新築住宅購入者への依存度を減らしているのです。

2012年10月22日月曜日

日本企業が留学生を採用する理由

日本企業が留学生を積極的に採用していますが、日本企業が留学生を採用する理由、というアンケート結果がありました。

独立行政法人 日本学生支援機構(JASSO)というところが、留学生向けに日本の就活状況を説明した資料なのですが、これによると、次のような理由で留学生を採用しているのだそうです。

1.国籍に関係なく優秀な人材を確保するため 65.3%

2.事業の国際化に資するため 37.1%

3.職務上、外国語の使用が必要なため 36.4%

4.外国人ならではの技能・発想を採り入れるため 9.4%

5.日本では高度な人材が集まらないため  3.8%

6.外国人の方が人件費コストが低く抑えられるため 0.7%

7.その他 5.7%

8.特に理由はない 5.5%


1は実感ですね。グローバル展開を考える企業であれば、国籍に関係なく優秀な人材を確保したいと思います。
関連して気になったのは、5。これも実感です。日本人は中途半端で、役立たずな印象の方は多いです。自己主張も下手なので、採用してみようか、という気になりにくいです。


また、特筆すべきは、留学生のイメージです。
数字は左から、留学生を採用したことがある企業のイメージ(A)、採用したことのない企業のイメージ(B)、3番目はその差(A-B)になります。

忠誠心がある 15.7  4.8 10.9

協調性がある 26.0  5.2  20.8

国際的視野が広い 38.8  30.2   8.6

仕事への意欲が高い 54.2  27.1  27.1

能力が高い 36.5  10.6  25.9

キャリア意識が明確である 42.0  27.0  15.0

自己主張が強い 50.0  42.0   8.0

日本語能力が不足している 30.8  39.4  -8.6

定着率が低い 26.3  35.4  -9.1

日本の雇用慣行になじまない 12.8  29.8  -17.0

労働条件への要求が高い 24.4  30.6  -6.2


一度でも留学生を採用してしまうと、その能力の高さや意欲の高さに驚かされます。多少日本語が変でも、普段の言動がきちんとしていれば、案外大目に見てしまいます。

海外ビジネスにおいて、日本人以外の人々とのコミュニケーションは不可欠ですが、だからと言って留学生におんぶにだっこでは、採用したものの、継続して働いてくれるかどうか疑問です。

2012年10月13日土曜日

「日本財智環」サイトオープン


ムーンケーク株式会社(東京)は、これまでの海外ビジネス経験から得た知見を、広く活用するために、日本の士業の先生、および海外ビジネスに興味を持つ企業や個人を対象とした、勉強と研究のための会員制組織「日本財智環」を発足しました。

これまでは、アジア圏への進出がテーマでしたが、中国をはじめとするアジア企業の日本参入も本格化してきています。このような相互参入が増加した場合、法律面やビジネス慣習など、多くの点で論争や紛争が発生することは必至です。



日本財智環」では、日本から海外に進出する皆様へ、的確なアドバイスと情報を提供するほか、ビジネス・マッチングの場も提供いたします。また海外から日本に参入を希望する皆様に対しては、日本で必要とされる情報のほか、士業の先生方とのマッチングを行い、円滑な参入をサポートしていきます。


<会員サービス内容>

・日本国内はもちろんのこと、アジア各国の法律や商習慣、事例などを、司法書士・行政書士・税理士・弁理士等の先生方に解説いただくコラムをお読みいただけます。

・中国での会社設立、労働管理、税務処理などを含めた、中国人しか知らない各種情報を提供します。

・当社保有のチャイナ・ネットワークを通じた、各種マッチングを、ご希望に応じて行います。

・日本や海外における異業種交流会の開催します。

・中国富裕層が読んでいる宅配マガジン情報を提供します。

・また、ご質問等については、別途ご対応させていただきます。

・各種サービスには割引が適用となります。


なお「日本財智環」発足を記念して、11月21日(水)に、第1回勉強会を開催いたします。
テーマは「今こそ、だから中国対策」と題しまして、社労士の山田 隆司 先生をお招きして、外国人労働者をテーマに講演をお願いしております。

この機会に、ぜひお運びください。


2012年10月11日木曜日

≪送金手数料キャッシュバック≫ 秋の外貨送金キャンペーン

楽天銀行では、秋の外貨送金キャンペーンを10月15日(月)より開始。

外貨での送金に限り、送金手数料1,000円を全額キャッシュバック!!
キャンペーン詳細はこちらから。
http://www.rakuten-bank.co.jp/business/gpa/campaign8.html?scid=mi_rbn_gpa_121010_1

海外送金で困ることとして、日本の銀行はネットから送金できない! 手数料が高い! というのがあります。
窓口まで行って、4000円以上の手数料を支払わなければいけないのです。人件費を考えたら、とんでもないコストがかかります。

その点、楽天銀行は手数料が安く、24時間送金OKというので、法人口座を持っています。
香港の銀行並みに便利そうに見えるので、おすすめです。

2012年10月10日水曜日

早稲田大学 アジア留学生向け企業合同説明会

早稲田大学では、留学生のための説明会を毎年開催しています。
今年は、以下の日程で開催されるようです。

◆日   時: 2012年12月11日(火) 13:00~17:30(懇親会:18:00~20:00)
◆会   場: 早稲田大学 国際会議場
◆参加学生:2013年9月・2014年3月に日本の大学を卒業予定のアジア人留学生
◆参加企業:当フォーラム会員企業、グローバル人材を求める非会員企業
◆出展料金:会員企業:無料、非会員企業:30万円(税抜)
◆詳   細:http://www.j-fep.co.jp/student/121211.html
◆お申込み:http://www.wjcf.net/content/announce_show/353


ご興味のある方は、ぜひアクセスしてみてください。

2012年9月23日日曜日

次期国家主席「習近平」ってどんな人?

Economist では、先週末から、中国の次期国家主席「習近平(Xi Jinping)」についての記事が掲載されていますが、それは一種のミステリーとして報道されています。

The leader vanishes という記事によると、長く姿が見えないのだそうです。

9月5日 外国要人との会談をキャンセル
9月8日 中央軍事委員会に出席せず。彼は副会長。
9月10日 新聞に習近平のスピーチが掲載されるが、それは9日前に発表されていたもの。
9月11日 中国外務省に対して、健康問題について質問するが、回答はなし。

その後の関連記事によると、2週間の不在ののち、北京で姿を見せます。

9月15日 中国農業大学を訪問。

9月19日 米国防長官と会談。


次期国家主席のミステリーはこれからも続くのかもしれません。

2012年9月22日土曜日

NHK BS1ドキュメンタリー「シリーズ 中国社会は今」

9月24日深夜から四夜連続で「シリーズ 中国社会は今」がオンエアされます。

「紅(あか)い拳~中国 夢追うボクサー~」(前編)
「紅(あか)い拳~中国 夢追うボクサー~」(後編)
「盗まれる子どもたち」
「海が濁っていく~渤海沿岸 養殖場の1年~」

テーマとしてどこが?と思うものもありますが、ご覧になってはいかがでしょうか。
詳しくは以下にてご確認いただけます。

http://www.nhk.or.jp/wdoc/

2012年9月21日金曜日

続いて不動産ビジネスのシニアマネージャー育成課程

今日もまた、ビジネスパーソンのためのカリキュラムが送られてきました。
不動産ビジネスのシニアマネージャー育成コースのようです。学費は50,800元と少々高めです。


----------------------<ここからメール本文>

房地产高级工商管理总裁班

      本课程在国内多地设立教学点;欢迎咨询

少.量.公.开.课.免.费.旁.听.名.额;请.速.来.电.申.请. 

      房地产业的调控;可谓一波未平一波又起;房地产的市场似乎一夜之间降到冰点. 可以肯定的是;房地产企业的洗牌将不可避免. 为了帮助房地产企业“强健体魄”;顺利度过政策严冬;上海交通大学全新推出房地产总裁课程. 本课程透过战略管理,开发管理,团队与领导力创新,战略财务管理,精细化运营,房地产融资案例研究等内容的学习;在帮助学员深入了解房地产行业深层次发展规律;借鉴他国先进经验;科学地应对中国房地产企业目前的实际问题和面临的挑战的同时;着重帮助房地产企业家建立高效的管理团队;有效提升组织整体运行机制;从而成功带领企业从优秀到卓越的飞跃;实现企业的“抗周期”和“保增长”!

课程特点

  • 项目推广: 发掘学员优秀项目;在整个交大培训平台上进行最大限度的推广
  • 私募对接: 组织国内外知名私募投资机构投资人点评,对接学员的优秀项目;最大程度的解决学员企业的融资渠道
  • 实战课堂: 通过最具实战经验的专家从理论到操作流程的剖析;第一时间掌握政策走向,地产项目开发,地产税务筹划成本控制,兼并重组,资本运营的秘诀;最终帮助企业高层管理者掌控政策转型期的地产投资开发方向;提升企业资本竞争力
  • 人脉资源: 组织各种论坛与丰富课外活动;增进学员交流,提升企业竞争力;最大限度扩大人脉关系;最终在同学间形成私募投资联盟或私募投资基金(PE)公司共同投资运作新的项目. 

课程介绍

一: 宏观经济与地产政策走势解析
国内房地产政策解读与预测
国内外市场环境比较与思考
宏观经济与金融市场
宏观经济与地产金融
二: 地产开发实战
区域规划与城市选择战略
土地估价,拿地模式优化与土地运营
产品设计与项目定位
项目管理与建筑施工
产品策划与建筑设计(一)
产品策划与建筑设计(二)
营销策划与销售管理
预算管理,纳税筹划与成本控制
绩效考核与绩效管理
物业管理与客户关系营销
商业地产物业与运营管理 
商业地产项目实操策略与投资 
商业地产实战 
住宅地产项目实操策略与投资
工业地产项目实操策略与投资
旅游与酒店地产项目实操策略与投资
文化创意产业项目策划与创新
周易,风水与景观规划
三: 实战地产与资本运作
地产投融资基础
地产金融控股
地产融资模式与组合
地产企业上市融资与资本运作
地产融资实务(案例)
地产金融创新
四: 地产企业核心管理
地产企业战略管理
地产企业家领导力与人文塑造

学制/课时

      周末上课为主;每月集中学习2天;一年左右完成. 地点: 上海交通大学
      学 费: 50,800元

交大地产班招生电话:  021 一 654一102一01

招生对象

     
  • 各级政府负责房地产政策,计划,规划,建设,国土资源,金融,法律等部门与单位的高级政府公务员. 
  • 房地产及相关行业(评估;物业;投资;法律;广告;建筑;设计;金融;代理;中介;装饰等)的企业董事长,总裁. 
  •  
  • 将要涉足房地产业的企业董事长,总裁. 

中国 交通大学のMBAとは

先日、中国の交通大学のMBAカリキュラム取得コースへの勧誘メールが届きました。
交通大学といえば、中国を代表する大学のひとつです。

たとえば、MBAコースの概要として次のような表現が見られます。

・中国企業は改革開放政策30年間で最も危機的な状況に陥っている
・海外企業参入による圧力が増している
・変化の時代をリードする経営者、起業家を育成する必要がある

コースの特徴としては、次のような内容が表記されています。

・強力な講師陣
・実用的なコース内容
・人脈形成が可能
・国際的に認められた教授法を採用

授業は毎週土日に行い、学費は36,800元。教科書、授業料、昼食、セミナー活動費用などすべて含んでいます。

さらには、人的資源管理マネジメントのコースもあります。
ここには、企業の財産は「人」という、日本では今更な言葉が並んでいます。効率的、かつ戦略的なヒューマンリソースを考えるための講座のようです。

特徴は、交通大学、復旦大学といった国内の大学のほか、ペンシルベニア州立大学および他の有名な大学教授をラインナップし、ビジネス界の幹部が指導すると謳っていることです。

たとえば、青島ビール(株)副社長、ペルノ·リカール(中国)有限公司 人事部長、中国航空日本石油グループハイチ海運株式会社 人事部長、デルファイパッカード富士電機システムズ株式会社 人事部長、 DHL 人事部長、などなど。

これら2コースのほかにも、DBA取得コース、プライベートエクイティ投資ファンド市場の研究コースなどありました。

詳細は、下記原文をご覧ください。


-------------------------------------------<ここからメール原文>

整合知名商学院优秀师资,为中国培养创新管理领军人物的MBA


交通大学 MBA/EMBA 研修班课程介绍

现有少量免费试听席位 , 欢迎预约.  .  .  

      授课地点 : 北京 , 上海 , 广州 , 深圳

课程总揽 : 

      总结过去 , 把握现在 , 谋划未来.  后危机时代 , 中国企业正面临改革开放30年来最严峻的挑战 , 内外交困中 , 企业和企业家们开始承担巨大的压力.   然而有一大批企业因其突出的管理能力 , 卓越的创新能力在困境中傲立群雄 , 逆势成长.  探寻这批企业的成长基因 , 对中国企业家群体将产生深远影响 , 有鉴于此 , 交通大学整合学界 , 商界 , 研究机构多方精英特开设交通大学工商管理高级研修班课程 , 目的培养企业家的卓越管理能力 , 研究创新能力 , 从而实现培养出在变革时代引领时代的卓越企业家. 

培养对象 : 

  • 企业的董事长 , 总裁 , 总经理 , 副总经理等高级管理人员
  • 渴望系统地更新管理理念 , 提高领导技能的优秀人士
  • 大专以上(含大专)学历 , 三年以上管理工作经验.  

课程概要 : (具体课程可能调整 , 以当期招生简章为准.  )

浓缩管理精华 , 师资力量雄厚 , 案例丰富详实 , 精彩名家讲座

 一 : 管理思想与战略管理二 : 营销管理与国际贸易
教学内容中国宏观经济与发展趋势
企业创新管理
企业管理哲学等
企业战略管理
市场营销
国际贸易实务
策略性营销管理等
品牌塑造与广告策略
 三 : 项目管理与运营管理四 : 财务管理与资本运营
教学内容现代企业制度与公司治理结构
企业运营管理
现代项目管理
企业创新经营 
非财务人员的财务管理
资本运营与投融资决策
现代企业法律实务
如何进行合理税收筹划
 五 : 国学智慧与企业文化六 : 人力资源管理与领导力提升
教学内容企业文化建设
国学智慧与企业家修养
周易 , 文化与和谐领导力
企业家的商务礼仪
识人用人之道
企业绩效管理
领导艺术与领导力提升
人力资源管理

课程特色 : 

  • 强大师资阵容 : 本班整合交大北大等大学的优秀师资(EMBA导师 , 教授 , 管理专家 , 经济学家等).  
  • 实用的课程内容 : 精选的教学案例实用且有代表性 , 让学员在有限的时间内 , 学习和掌握课程精华 , 得到最大的收益.  
  • 庞大的人脉关系 : 与各行业的成功人士同堂学习交流, 加入交大高级经理以及总裁联谊会, 迅速获得成就事业的人际网络.  
  • 先进的教学模式 : 采取国际通用的案例教学法 , 并注重师生间的有效互动和学员知识与经验的共享.  
  • 权威证书 : 可嫁接申请国家教育部认可的国内外一流大学EMBA硕士学位.  

教学管理 : 

  • 主 办 :  交通大学(上海地区) , 北京大学(北京地区)
  • 方 式 :  每月利用一周的双休日授课 , 每次2-3天(周六 , 日全天授课).  
  • 学 费 :  人民币 36,800元(含教材讲义费 , 午餐费 , 研讨会费 , 活动费等).  

交通大学总裁研修班招生电话 :  (021) - 6541-0201


交通大学 , 国际人力资源总监高级研修班

课程背景

      企业的竞争 , 最终都可归结为“人才”的竞争.  随着中国经济的发展和全球化步伐的加快 , 企业的内外部环境不断发生变化 , 人力资源管理者必须从战略高度努力构建高效实用的人力资源管理体系 , 创建优秀团队 , 塑造卓越文化 , 推动组织变革与创新 , 最终实现组织的持续健康发展.  
      本课程将帮助学员进一步明晰人力资源管理与竞争力的关系 , 制定支撑企业发展的人力资源管理战略 , 掌握实用的工具和方法 , 研讨最新的实战案例.  

课程特色

  • 师资阵容强大 : 由交大 , 复旦 , 宾夕法尼亚州立大学等著名高校教授 , 中外知名企业界高管联合执教.  
  • 课程内容实用 : 为总监级高级经理量身制作 , 可操作性强 , 即学即用.  
  • 最佳交流平台 : 学员交流 , 智慧碰撞;加强合作 , 资源共享.  
  • 教学模式先进 : 案例教学 , 情景模拟 , 分组指导 , 师生互动.  

部分学员

斯派莎克工程(中国)有限公司---人力资源经理
青岛啤酒股份有限公司---副总裁
宝钢股份不锈钢分公司---人力资源部长
上海肯特职能仪器有限公司---总经理
美联钢结构系统(上海)有限公司---人力资源总监
上海凯泉泵业(集团)有限公司---人力资源总监
保乐力加(中国)有限公司---人力资源经理
中国航油集团海天航运有限公司---人力资源经理
光明乳业股份有限公司---人力资源经理
宝维士联盛建筑工程(上海)有限公司---人力资源总监
上海建筑设计研究院有限公司---副院长
申银万国证券研究所---副总经理
上置控股集团---人力资源总监
德尔福派克电气系统有限公司---人力资源经理
中外运敦豪有限公司---人力资源经理
统一企业(中国)投资有限公司---管理群副总
荷皇天地(中国)投资有限公司---人力资源总监
九阳股份有限公司---人事行政总监

教务信息

  1. 上课地点 : 交通大学校内
  2. 学期安排 :  学期一年 , 每月集中一个周末上课二天一晚(讲座安排在周六晚间).  
  3. 住宿 : 需住宿者由招生办提供校内外住宿信息 , 学员自主选择 , 费用自理.  
  4. 学员管理制度 : 按北大学生管理制度统一管理 , 建立学员档案 , 结业后在本校存档.  
  5. 学费 : 32800元(含课程 , 讲座 , 教材 , 讲义 , 证书等费用)

课程体系

      本课程以人力资源管理的理论与实务为重点 , 学制3个月.  每月授课1次 , 每次2-3天
  1. 人力资源战略与规划
  2. 绩效管理
  3. 员工培训与职业生涯规划
  4. 组织行为与管理
  5. 组织变革与创新
  6. 薪酬与激励机制
  7. 企业文化与学习型组织建设
  8. 人才招募与管理

师资阵容(更多师资请参考招生简章)

  • Dr.John E.Lindholm :  美国宾夕法尼亚州立大学博士和讲师 , 伍斯特理工学院担任客座教授.  
  • 严 正 :  “中国十佳人力资源管理专家”.  胜任素质(中国)发展研究院副院长.  清华大学 , 浙江大学客座教授.  
  • 戴黔锋 :  现任盛高咨询机构合伙人 , 北京大学人本研究中心研究员 , 资深企业管理顾问.  
  • Prof. William J. Rothwell :  国际人力资源管理界领军人物 , 美国宾夕法尼亚州立大学人力资源开发系的终身教授.  
  • 董保华  :  华东政法学院教授 , 博士生导师 , 中国劳动法学研究会副会长 , 上海市劳动协会劳动法研究会总干事.  
  • 孙显岳 :  复旦大学企业管理博士 , 资深人力资源顾问.  
  • 俞 茵 :  上海交大心理学课程特聘高级顾问 , 澳大利亚心理学家出版社MBTI认证顾问 , 上海心理学会会员.  



比利时商学院 , 工商管理博士DBA学位班

项目定位 : 

      本项目的定位是致力于培养跨国企业 , 国有大中型企业或行业中处于领先地位的私有企业 , 咨询公司和其它专业服务公司中承担或参与企业战略决策的具有国际竞争力又深谙中国国情的高层管理人员.  
      课程的体系及教学建立于UBI-DBA原有的课程基础上 , 旨在培养学员透过严谨的应用研究 , 将个人多年来累积的实战经验与所学的专业知识作整合 , 再转化为创新的方案 , 协助企业 , 以至整个行业解决一些决策性的管理难题 , 迸发商业管理新思维 , 从而带领企业在竞争激烈的环球商业市场中脱颖而出.  学员可根据自己兴趣及工作范畴选择其研究范围.  
      UBI-DBA项目设计充分考虑参加者方便协调工作 , 生活与在职学习研究.  课程教学安排灵活 , 全程优质服务更让学员专心学习研究 , 无需为学习上的琐碎事务分心.  
UBI-DBA项目实施分两个阶段 , 为期两年完成.  第一阶段为课程授课学习 , 共有12门专业课程 , 在一年半内完成;第二阶段为博士论文写作与答辩 , 在入学及授课期间内选题 , 在完成课程学习后的半年内完成写作并进行答辩等.  
      

课程设置 : 

  • 战略管理
  • 人力资源管理
  • 商业模式探讨与分析
  • 战略营销管理
  • 资本运作与公司治理
  • 企业管理信息系统
  • 管理沟通与组织协调
  • 全球化组织行为学
  • 论文撰写方法
  • 东西方管理文化比较
  • 财务管理

核心价值 : 

  • 学习与研究国际前沿管理思想 , 分享创新管理实践经验 , 拓展企业管理新视野 , 新思路 , 新方法 , 探研管理难题解决之道.  
  • 在兼顾工作和学习的同时 , 获得欧洲名校颁发的国际认可的工商管理博士学位 , 构筑您人生新的里程碑 , 开创您人生的新起点.  为您打造系统研修 , 理论提升 , 实战交流的高层次平台.  
  • 构建高层次人脉资源网络.  就读学员有机会近距离与中外顶级教授 , 专家共同学习 , 提高高级商业管理技能 , DBA同学之间互动交流 , 有机会实现高品质的商务合作 , 积累商业领域珍贵的人脉资源.  

教学方式及教学安排

       采用小班授课 , 在博士生导师的指导下撰写论文.  运用欧美博士研究生最新的培养方法 , 针对学员自身工作中面临的问题进行系统化研究.  课堂教师有针对性授课 , 注重案例分析及专题讨论 , 帮助学员提高战略思考能力 , 系统思考能力和综合管理素质.  
      
中外名教联袂授课 , 采用互动式案例教学 , 外教配有随堂翻译.  每门成绩达到B—或以上为及格并获得学分.  修满学分则可申请在导师指导下撰写毕业论文 , 论文合格并通过答辩 , 学员可获得UBI商学院工商管理博士学位(DBA).  

教学管理

  • 学习方式 : 在职不脱产学习 , 每月集中一个周末授课2天
  • 学制 : 24个月 , 其中课程学习12月 , 论文写作时间12个月

学习费用

  • 申请注册费 : RMB: 3,000元
  • 学费 : RMB 165,000元



交通大学 私募股权投资(PE)与企业上市研修班

上课地点 :  上海 , 北京 , 深圳

课程背景

      全球资本市场融资方式创新不断 , 尤其是私募股权投资基金市场发展迅猛.  近年来 , 中国已成为私募股权投资基金最为看好的市场之一 , 发展潜力巨大.  如何抓住机会发展日新月异的私募股权投资基金正是我国专业投融资人士要面对的巨大挑战.  
      本课程主要目的是 : 培养国内私募股权投资基金管理者与投资者 , 帮助寻求PE投资的企业与私募股权投资基金结缘.  学员将了解到如何寻求 , 选取和运作私募股权投资基金 , 制定科学的公司发展战略 , 并在此基础上选择相应的资本运营与管理模式 , 提升公司投资价值.  

课程特点 : 

  • 作为投资人 , 在保持成本优势和一定的市场优势的前提下 , 学会用“产品”和“资本”两轮驱动发展.  学会利用资本市场提升企业价值 , 学会战略投资和资本运营 , 更加贴近实战地课程提高你的投资水平和能力.  
  • 作为创业者 , 本课程紧紧围绕企业上市的疑点和难点 , 和上市企业的资本经营重点 , 提供系统的分析 , 论证和解决方案 , 让您的企业 , 在上市融资和融资后的发展道路上 , 少走90%以上的弯路.  
  • 专家所组成的讲师团队 , 在传授知识与经验的同时 , 透过师生之谊 , 你将建立起终身受益的顾问和协作团队.  作为基金管理人 , 你可以参加本院已毕业总裁班同学的定期聚会 , 他们雄厚的资本和积极进取的投资意识 , 为你的基金募集 , 奠定深厚的资本资源.  

教学管理

【上课地点】 交通大学或清华大学校内 , 如遇特殊情形 , 为保证研修计划顺利进行 , 上课地点可作适当调整.  招生办公室提供校内外住宿信息 , 学员自主选择 , 费用自理.  
【教学模式】 融汇北京大学教授和校外实务界专家优势 , 突出当前热点 , 难点问题.  采用面授为主 , 辅以案例讨论分析及学员间的相互交流.  
【学制安排】 一年;分阶段授课 , 每次集中授课2-3天
【证书颁发】 完成研修学习 , 符合结业条件者 , 将获得由学校统一编号与管理的交通大学或清华大学结业证书(钢印)

招生对象

  • 私募股权投资基金公司的项目负责人
  • 在金融机构 , 教学 , 科研 , 管理等方面做出成绩的在职人员.  
  • 上市公司 , 基金 , 证券 , 银行 , 投资 , 保险 , 期货等企业中高层管理人员 , 总经理 , 主管投融资的副总经理 , 董事会成员;
  • 准备上市或着手投融资决策的国有企业 , 外资企业 , 中小民营企业的管理者 , 总经理 , 主管金融运营的副总经理 , 风险总监 , 财务总监 , 投资总监;

课程设置 : 

A : 私募基金专业课程模块

A1 : 私募基金之宏观经济分析篇
       1 , 宏观经济分析与趋势判断2 , 产业经济分析与趋势判断
3 , 区域经济分析与趋势判断4 , 国际经济分析与趋势判断
A2 : 私募基金之产业投资分析篇
       1 , 传统产业(钢铁等)2 , 高科技产业(IC , IT , 互联网 , 生物医药等)
3 , 现代服务业(旅游 , 酒店 , 房地产等)4 , 新能源与环保产业
A3 : 私募基金之企业分析篇
       1 , 基于市场角度的企业竞争力评估2 , 基于财务角度的企业盈利能力评估
3 , 基于团队角度的企业成长能力评估4 , 公司估值
A4 : 私募基金之公司治理篇
       1 , 私募基金公司的治理与团队激励2 , 私募基金公司的财务与税务管理
3 , 私募基金公司的内部风险控制
A5 : 私募基金之法务管理篇
       1 , 公司法/证券法/合伙企业法2 , 上市公司证券发行管理办法
3 , 上市公司收购管理办法4 , 其它与私募基金相关的法律与法规
A6 : 私募基金之股权基金(VC , PE)投资管理篇
       1 , 国际股权基金中国基金投资管理模式与案例2 , 当前法律环境下人民币股权的基金发起与募集
3 , 目标企业投资流程与管理模式4 , 被投企业的成长辅导与再融资
5 , 产业整合与被投企业的做大做强
A7 : 企业上市与私募股权基金(VC , PE)退出管理篇
       1 , 国际股权基金中国基金退出模式与案例2 , 国内资本上市条件与上市方案选择
3 , 国内资本市场上市的核准制度与申请程序4 , 国际资本市场上市实务
5 , 如何与中介机构进行有效的合作6 , 购并与股权投资退出
7 , 管理层收购与股权投资退出
A8 : 私募基金之购并基金运营篇
       1 , 国际购并基金中国基金运作研究2 , 当前法律环境下人民币购并基金发起与募集
3 , 人民币购并基金的投资策略与投资管理4 , 人民币购并基金投资的退出与风险管
A9 : 私募基金之房地产基金运营篇
       1 , 国际不动产基金中国基金运作研究2 , 当前法律环境下人民币房地产基金发起与募集
3 , 人民币房地产基金的投资策略与投资管理4 , 人民币房地产基金投资的退出与风险管理

B : 创业板融资专业课程模块

      B1 : 拟上市企业的公司治理
      B2 : 拟上市企业的财务管理
      B3 : 拟上市企业的法务管理
      B4 : 拟上市企业的私募融资管理
      B6 : 创业板上市企业的再融资管理
      B7 : 创业板上市企业的产业整合
      B8 : 创业板上市企业的资本经营
      C : 创业投资之商业模式课程模块

教学成果 : 

      自2008年6月私募首期开学以来 , 交大私募股权总裁班已成功举办7期 , 共计学员400余名.  同学已经自发合作成立多个私募股权基金 , 包括创投基金 , 林权基金 , 地产基金.  仅2010年8月以来 , 已有3家学员企业在国内挂牌上市 , 分别是 : 国腾电子300101 , 超日太阳能002506 , 南方轴承002553.  更有十多家学员企业成功获得投资机构或同学投资 , 其中包括私募4期学员上海多利农业发展有限公司董事长张同贵2010年11月获得青云创投7000万投资 , 2011年3月全班同学跟投1000多万 , 即将准备在国内外上市.  

学员行业与职位分布 : 

      行业分布 : 金融投资21 % 中介机构 8% 互联网/新媒体19% 消费服务15% 传统制造业25% 其他12%
      职位分布 : 董事长/执行董事 38% 总裁/总经理45% 董事/副总裁 12% 其他5%

2012年8月27日月曜日

日本をめぐる領土問題に関する、国際関係学者の考察

香港中文大学在籍の国際関係学者、Stephen Nagy氏による、専門的な立場からの意見を掲載したいと思います。
つたない翻訳ですので、概要をご理解いただく一助となれば幸いです。


領土問題は複雑であり、新聞報道はうわべだけの話を書いています。
領土問題には、少なくとも5つのテーマがかかわっています。

1.国の結束
2.資源問題
3.外交政策
4.独立性
5.国際法

まず、中国は、日本に対して正当な主張をすると失うものがたくさんあります。
第一に、西側勢力によって形成された第2次大戦後の秩序が強まるためです。
我々が知る世界は、西側が作り出したものであり、我々はこれからもそこで生きていくということはが重要です。
中国はこの世界に遅れてやってきたため不利な立場にあります。それは、今日存在する公的機関や法制度の構築に参加していないからです。
中国人は、西側からみた世界観や、西側に好意的な法律・機関であるとして、アンフェアだと信じています。
彼らが領土に対する要求を失うことは、中国が、台湾やチベット、その他地域での領有権を失うことを意味します。これは中国の分裂につながる可能性があります。

彼らが領土に対する要求を失えば、彼らの南シナ海と周辺資源に対する主張も弱まります。

これらのケースにおいて、中国は、1200年前の最も影響力のあった時代と同様にみなしています。この文明ベースの領土視点は、現在の国家視点の領土とは大きく異なっています。実際に紛争状態にあります。すべての現国際法と公的機関は、国家視点による理解をベースにしています。中国は、自らが都合の良い時には、それらを利用します。

中国メインランドにおけるもう一つの問題は、中国共産党の政治的な正当性にあります。
共産党は、アンチ日本、被害者シンドローム(150年に及ぶ西側から受けた屈辱)をそのルールとしています。もし日本が、これらの島々において操作する余地を与えられたら、中国共産党はとんでもないことになるだろう。

中国人は、日本は過去も現在も軍国主義であり、第2次大戦について謝罪しない帝国主義の国であると考えるように洗脳されています。もちろんこれは間違っていますが、中国人が信じていることなのです。日本人と交渉することは、中国人がかつての支配者と一緒に働くことを意味します。これは多くの中国人にとって受け入れがたいことでしょう。

要するに、中国にとって島周辺の資源だけでなく、他の問題も国の存続に関係しているのです。

台湾に対して、彼らは台湾人として(中国人としてではなく)領土を主張しています。このことにより、中国の一地方というよりむしろ実際の国家として行動しようとしています。これは、中国とは異なる、独立した国家主権の明白な努力の一形態としての2国間領土紛争の承認を持っている彼らの利益になります。彼らの最後の望みは、中国がこれらの領土を手にすることは、台湾を支配することに一歩近づくことを意味するでしょう。

韓国がこの問題に関心を持っているのは、日本が尖閣諸島を正常に支配し、ガバナンスを発揮すると、彼らの竹島への要求が弱まる可能性があるからです。もし韓国が、領土紛争に関する国際仲裁のための日本の要求を受け入れると、尖閣諸島や竹島の両方に対して、日本は強いと思われます。

日本に関していえば、尖閣諸島は日本のほかの領土紛争にとっても、とても重要です。これらを失うことは、日本が外国からの圧力に弱いことを示し、北方領土や竹島を失う可能性が高まるかもしれません。

これは安全保障のテーマでもあります。竹島は中国軍による侵略の前線防衛地点です。日米両軍の武器技術は、未だ限定的な紛争解決のためのものであり、これが弱い根拠です。

日本政府は、尖閣諸島問題を、合気道のように見ています。言い換えれば、尖閣諸島は、間接的に中国政府を不安定にすることに使えるのです。私が最初に指摘したポイントに戻りますが、中国が島を失った場合、軍により支配されている他の多くの領土も失う恐れがあります。

 米国もまた尖閣諸島に関心を持っています。この地域の不安定性は、日米、米韓関係を強めます。このことは、米国が安全保障、貿易、そして経済発展を援助しつつ、この地域にとどまることを意味します。

一般人は、この問題を正しく理解していません。マスメディアは石原都知事のアイデアを、危険でもあるが革新的であるとして、最もフォーカスしています。
私は、国際法の立場からだけでなく、中国が好戦的、支配的、そして対立的になってきているように見えることもあり、日本に心から同情しています。
すべての兆候は、中国が再び世界の中心に返り咲きたいということを示しており、将来中国が大きな問題となることでしょう。この問題は、中国が世界の中心だった時代、中国はもう半分の世界をしらなかったことが問題なのです。さらに重要なことは、中国が世界の中心だったころは規模がすべてでした。

今日、国家は多くの事柄から、そのパワーや影響力が生み出されています。米国が世界の中で支配的な国であるのは、その規模だけではなく、法体系、民主主義、教育、自由、報道の自由、多文化主義、労働倫理、地理などの理由からなのです。



以上です。
短時間でおまとめいただいたこともありますが、このような視点が、外交戦略を考える人々に共通している、と補足いただきました。

2012年8月25日土曜日

尖閣問題に関する香港スタッフからのレポート

香港の活動家が尖閣諸島に上陸するというニュース以来、日本人もナーバスになってきている領土問題に関して、当社の香港スタッフからレポートが届きましたので、報告します。
香港行政長官が「本件をサポートする」と発言していることもあり、ことは微妙な様相を呈しています。

以下、スタッフからのメールです。

香港や中国の意見を代表できないが、わたしが見ていたことを発表させて頂きたいと思います。
そうですね。最近、香港のメディアはほとんど(親中派も反中派も)毎日もトップ記事で「保釣行動」に関するニュースを掲載しています。
 
香港の反中派といっても反共産党の人達だけです。
なので、メディアは一般的に「 釣魚島 は中国あるいは台湾の一部分です」の視点からニュースを掲載します。
面白いことは、日本の反中派は「香港の上陸活動を中国政府が背後に計画している」と批判している反面、香港の反中派は「中国政府は弱くて私利のため「保釣」の人達に何もサポートしていまん」と報道していることです。
 
実は、上陸した活動家の中に、反共産党の活等をやってたので、回郷証(香港人が中国に行く時必要なビザ)を取れない人も結構います。
 
香港の一般人は一応「保釣行動」を注意していますが、日本に対するボイコットやデモをあまり参加しませんね。
特に若者は、最近「洗脳教育」「中国治港」などの香港自身の問題にも興味を持っているそうです。
 
日本のほうはどう思っていますか。一般人はどう反応していますか。
多分状況は同じくらい、メディアは一般的に「尖閣は日本の一部分です」の視点からニュースを掲載しますね。
日本に生活した留学生として、中日関係が悪化するニュースもみったら、心がつらくなりますね。
 
どちらは正しいのかはともかく、香港と日本が理解している歴史はどれだけ違うのか、すごく知りたいです。

要するに、わたしが理解した香港の主張は 「ずっと前から中国と琉球王国の国境によって、その時釣魚島は台湾側でした。 その後、日本が取ったのは、まず琉球、次は台湾。 琉球は日本本土になって、台湾は植民地。 その際、日本は琉球と台湾の国境を変えて、釣魚島は琉球側になった。 戦敗の後、戦争で取った土地は全部は開放するはずですが、アメリカは釣魚島を沖縄の一部として、日本政府に返しました。」 というわけで、今の問題になりました。


このレポートからわかることは、日本人が認識している第2次大戦後の世界の枠組みと、少なくとも香港人の認識とは異なっているということです。
 

2012年8月23日木曜日

製造工場から、真のアパレルへ変革進む中国

香港貿易発展局が先日発表したレポート(“China’s industry upgrade and opportunities for Hong Kong expertise”)によると、中国のアパレル産業が、この数年で格段に力をつけてきている、とのことです。
http://www.hktdc.com/info/web/mi/article.htm?LANGUAGE=en&ARTICLE_ID=1X07XLIR&DATASOURCE=hkti

とくに、R&Dやマーケティング、プロダクト・マネジメントなどを導入し、より付加価値の高いビジネスを指向し始めています。

アパレル企業の多くは、生産だけではなく、ディストリビューションビジネス(ブランドの代理商)へ向かったり、自社ブランドを使っての小売ネットワークを中国内で形成したりしています。
そして生産はアウトソースしてきており、その比率が高まっています。

香港貿易発展局が昨年12月から今年3月にかけて、自社ブランドを持つ2000社に対して電話調査したところ、中国のアパレルメーカーは、ブランディングとアウトソーシング、その他関連サービスにシフトしていることがわかりました。


マスマーケット ポジショニング

調査によると、89%のアパレルメーカーが自社ブランドを開発していますが、インポートブランドとの競合もあるため、90%のアパレルメーカーは、自社ブランドを中流またはマスマーケットに向けています。
彼らのターゲットは、2級・3級都市であり、手ごわい強豪との差別化を図っています。

85%のアパレルメーカーは、自社運営のショップを持っており、37%はディストリビューター展開を行っています。
フランチャイズチェーンオペレーションやネットショッピングが拡大していることにともない、64%がフランチャイズ展開を行っており、56%はネット販売を行っています。



製造からブランドマーケティングへ

アパレル企業の売上は格段に成長しています。
たとえば、調査対象の34%は、年商1000万USドルを超えています。

ブランド開発のために、彼らは、製品研究やデザイン、マーケティングに関してより高い価値を付け加えようとしています。そして、自らは造らず、工場へとアウトソースしているのです。
38%の企業は、すでに完全に製造をアウトソースしており、9%がアウトソースを検討してます。

2010年からの5年間で、中国アパレルの輸出は年平均12.9%を占めるまでになりました。靴や帽子などを含めると21.4%にまで拡大しています。



プランニングとプロモーション

中国市場においては、ブランディングは明確は方向性を持たせる必要があります。
適切なポジショニング、デザイン、ブランドイメージがブランドビルディングに求められます。
パッケージ、店舗の雰囲気、広告デザインなどを、ターゲットの好みにあわせて考え、検討することもあります。

ほとんどの調査対象企業のうち、物流、流通·サービスは、広告やマーケティングに続いて最も人気のあるサービスです。

ブランド戦略は社内でハンドリングしていますが、外部の専門家にアドバイスを求める企業もあります。
なかでもコンセプトデザインや製品デザイン、店舗建築・施工などは外部に任せる傾向にあります。

中国アパレルメーカーのアップグレードは、外部リソースへの需要の高まりを示しており、これらマーケットの拡大が見込めます。

2012年8月21日火曜日

VOGUE.COM.CN にて情報発信中

VOGUE.COM.CN に当社のブログを持っています。
ここは、雑誌VOGUEと連動したWebサイトです。中国でも好感度な方々が集まるところとなっているので、当社も情報発信に利用しています。

そして7月から、このブログに積極的に情報を出そう、ということで様々な情報を中国語(簡体字)にて掲載しています。

もちろん、掲載するだけではダメなので、【日本財智網】と名付けた中国人たちにもメールでブログを見てもらえるように促しています。

ブログはこちらから↓
http://space.vogue.com.cn/417924.html


不動産やアパレル、ジュエリーなど、商材はさまざまですが、定期的に情報をアップし、中国人とのコンタクトを強化することが狙いです。

開始から1か月といったところですが、すでに問い合わせももらっています。
ひとつは、広告とはいえ編集方針に合わなければ掲載してもらえない雑誌から、広告出しませんか?というオファーが。

そして、今日は上海でヨーロッパ系ハイブランドを取り扱うセレクトショップから、詳しいブランド資料がほしい、とのアプローチがありました。

良い情報には飛びついてくれる中国人だからこそ、こういうやり方でビジネスチャンスを広げることができるのです。