2012年7月6日金曜日

中国の10の省と市が、2012年の企業給与ガイドラインを発表

中国の10の省と市が、2012年の企業給与ガイドラインを発表しました。
大半の基準線は、14%前後。
その内、新疆と天津の基準線が最高で、16%に達し、北京は最低の11.5%だった。

企業の給与ガイドラインとは、政府が、その年の経済発展コントロールの目標に基づき、企業に対し発表する年度給与の増加水準のアドバイス。

給与ガイドラインは、基準線と下線、上線に分かれます。
給与ガイドラインに基づき、企業は独自判断で企業の給与増加水準を調整することができます。

基準線は、企業の給与平均の伸び幅を示し、上線も警戒線とも称することができ、企業の給与が最も増加した幅。
下線は、給与増加の最低幅。

北京市の人力社会保障局の関係責任者は、企業給与ガイドラインは、企業の給与決定時の参考に過ぎず、強制力はないが、給与の集団交渉の根拠となる、と説明しています。

(三井住友海上火災保険(中国)有限公司北京分公司発行 MSI通信より)

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