2012年7月30日月曜日

「走出去(海外への進出)」

中国は国策として「走出去(海外への進出)」を掲げています。
国有企業だけではなく、民営企業も積極的に海外進出することを促進しようとしています。

そのために、マクロ的な指導、政策的な支持、海外投資の管理、行政サービスの向上、民営企業の人員・資産の保護などに関する方針などを示すほか、財政・税務、金融・保険、通関手続、海外投資審査、外貨管理などの側面から、民営企業による海外投資の便宜を図る方針を、中国政府は続々と出しています。

その一つが、国外への直接投資の管理を簡易化することです。
国内企業が既に送金した投資総額と登録資本の差額部分の対外直接投資資金について、所在地の外貨管理局の登記を受ければ、減資や投資資金引き揚げの手続を行う必要がなく、直接国内に引き揚げることができるようになるのだそうです。

中国で法人設立すると、まず減資はできませんので、日本から中国に投資している当社としては違和感を感じます。

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