2012年7月22日日曜日

中国人富裕層は移民を考えている

中国富裕層向けの雑誌には、移民に関する記事や広告がわんさか掲載されています。
ひと頃は影をひそめていたのですが、今年になって盛んに特集が組まれているほどです。



これらの記事によると、中国人からみて今いちばん熱いのが、アメリカの投資移民という制度です。
この制度を利用するには、最初に50万ドルを現地法人に投資することが条件で、毎年10人以上の従業員を採用し続けることが義務付けられています。投資起源は5年間で、資金源が合法的であることとされています。

これをビジネスとしている企業もあるくらいです。http://www.usainvestco.com/

つまり、アメリカに移民するためには、最初の50万ドル+従業員への給与支払い(ひとり400万円として)50万ドルというハードルを越えられさえすれば、移民できるというわけです。

次に熱いのが、シンガポールです。中華圏でもあり、中国人にとっては憧れの地でもあります。
こちらは3000万シンガポールドルの預貯金が条件となっているので、アメリカよりも少しハードルが高いです。

他にも移民先はたくさんあるのですが、リスクヘッジのための日本、という選択もあります。
日本のパスポートは、世界中で信頼されているため、 日本人になるという選択も、中国人にはあるのです。

共産党のトップが入れ替わると、実は大変困る人が多い中国ならではの話題です。



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