スピーカーとして、Handsome Hero Holdings Limited のビビアン・ライ氏、国際ファッションセンター株式会社の江尻 博秋氏が登壇しました。
実は、HHのビビアンは当社の取引先のひとり。商談もあってセミナーに参加しました。
ルイ・ヴィトンのようなハイブランドも2級・3級都市にまで出店拡大を図っていて、ギフト市場が重要なターゲットとなってきています。
かつての中国の百貨店には、ローカルの「海外ブランドのようなもの」ブランドが並んでいましたが、3,4年前からZARAやH&M、ユニクロといったファストファッションが流入してきたことにより、ヤング市場においてチョイスの幅が広がってきています。
また消費者のタイプとして、大きく2つのタイプがあることをビビアンは指摘していました。
1.給与所得に見合った商品を購入するタイプ
2.親や祖父母による金銭的な援助を受けるタイプ
実際に、ビビアンの部下で4000元のサラリーしかもらっていない人が、グッチのバッグやiPhoneを持っていて驚いた、という経験談を披露しました。
2年くらい前からは、オンラインショップの台頭も顕著になってきました。
はじめは50元~200元程度の商品がオンラインショップの中心的価格帯でしたが、COACHがタオバオのTモールに出店し、ショウウィンドウ的に利用している事例があり、高価なものもオンラインショップで売れるようになっています。
中国で受け入れられるには、世界のトレンドを抑えつつ、先を行きすぎないことが大事と締めくくりました。
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